エーザイ認知症薬、売上収益大幅増

トピックス

エーザイと米バイオジェンが共同開発した認知症治療薬である「レカネマブ(製品名レケンビ)」は2024年7~9月期の売上収益が100億円になったと発表した。

前期と比較して約1.6倍の収益となっている。

レカネマブはアルツハイマー型認知症の原因物質の一つとされるβアミロイドの沈着を抑制するという、世界初の作用機序を有する薬剤である。

北米・欧州・アジアなどで1975人を対象に行われた第Ⅲ相試験において、認知機能の低下が27%が認められ、プラセボと比較して症状の進行を有意に遅らせることに成功した。

2023年の1月、FDAにて迅速承認がおり、同月にアメリカで「レケンビ」の製品名で発売。

同年9月に、日本においても厚生労働省が製造販売を承認、12月に薬価収載となる。

薬価は500mgで11万4443円と非常に高額であり、公的負担の占める割合の高い日本においては費用対効果に対する疑問の声のみならず、社会保障制度の更なる逼迫をもたらすのではないかと懸念の声も上がっている。

LINEで相談する