HILO株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:天野麻穂)は11月29日、グリーンコア株式会社と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)を引受先とし、第三者割当増資により資⾦調達を行ったことを発表した。
調達額は1億5000万円。今回の資金調達により、①肺がん、膵がん等を対象とする新規光診断薬の創出、②製薬企業とのアライアンスを通した新しい治療薬創出のための研究開発を主軸に研究開発の展開③慢性骨髄性白血病(CML)を対象とした臨床検査の薬事承認取得のための臨床開発を加速していくと意気込む。
同社が独自に開発した光診断薬は、がん細胞1細胞レベルで、がんの原因となっているタンパク質の活性を測定するバイオセンサーである。
患者のがん細胞の中で、分子標的薬が効けば青、効かなければ黄色を呈するよう、フェルスター共鳴エネルギー移動(FRET)という物理化学現象を利用した修飾を施しており(特許取得済)患者ごとに最適な分子標的薬の種類と量を直接判定することができる。
光診断薬には本体にあたる部分があり、分子標的薬の標的となる分子の構造をカセットのように入れ替えることで、レパートリーをたくさん作り出すことができる。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のスタートアップ出資・支援室 香取 就美 は、
「がんを中心に多くの分子標的薬が開発されていますが、効果に個人差がありその予測が難しいことや、薬剤耐性細胞の出現は患者さんへの負担となっています。同社技術の実用化による、患者さんの負担低減、また新規医薬品の開発への貢献を期待しています。」
と同社に期待を寄せる。(HILO株式会社HP プレスリリースより一部引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000109146.html)