京都大学発のスタートアップであるLink Therapeutics株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役CEO:河村 透、以下「当社」)は、2025年7月18日付で、シリーズBラウンドにおいて総額8.5億円の第三者割当増資を実施。
潰瘍性大腸炎に関与する病原性自己抗体を標的とした、当社独自の医療機器および医薬品の研究開発に活用し、さらに自己抗体関連疾患の探索研究を通じて、当社が保有する基盤技術の社会実装を一層推進すると意気込む。
潰瘍性大腸炎は国内に20万人ほどの患者がおり、原因がまだわかっていない指定難病。
大腸に炎症を起こし、下痢や血便などを起こす。京都大学の塩川雅弘助教らの研究にて、潰瘍性大腸炎の原因となる可能性がある自己抗体が発見された。
同社が開発する医療機器は、人工透析と似た仕組みとなっており、患者の血液を体外へ送り、その自己抗体を吸着させて取り除いた血液を体内へ戻す。
開発している医薬品は、原因と推定される自己抗体を生み出す細胞を標的とした分子標的薬の一種で、29年に臨床試験を始めて、35年までに実用化することを目標とする。
同社CEOの河村 透氏は「当社の使命である“自己抗体を標的とした新たな治療法を患者さんに届ける”という思いにご賛同いただき、本ラウンドにご参加くださった投資家の皆様に、心より御礼申し上げます。
とりわけ、京都大学大学院医学研究科 消化器内科学講座 塩川雅広病院講師(当社科学創業者・社外取締役)のご指導のもと取り組んできた、潰瘍性大腸炎に対する新規治療モダリティ開発の成果をご評価いただけたことは、大きな励みです。
今後も“誠実”をコアコンピテンシーとして、社会的責務を果たしながら、自己抗体が関与する疾患への新しい治療法の創出を目指してまいります」と述べた。
(Link Therapeutics株式会社ニュースリリースより一部抜粋 https://www.link-therapeutics.com/topics#h.hwokbuk7bvit)